3月9日の日本株
3月9日の日本株は、寄り付き大きく上昇して日経平均株価が28700円を超え、その後失速するもプラス圏をキープしました。終値は前日比178円96銭高の28623円15銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は小幅高にとどまっています。
値上がり銘柄2630に対し値下がり銘柄1265と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は324、昨年来安値更新銘柄は3でした。
ADA指数は54.1%となり、前日の56.0%から少し低下しました。過熱感が出ているため、一部銘柄を売却してポジションがこれ以上膨らまないようにしたためです。
弱いアメリカ株と強い日本株
個別銘柄をみると、りそなホールディングス(8308)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)が高値更新となるなど銀行株が強く、双日(2726)、三井物産(8031)など商社株も続伸して高値更新、パルグループホールディングス(2726)、Abalance(3856)、日本製鉄(5401)、日本冶金工業(5480)なども高値更新となり、日本株は非常に強い状況が続いています。
ただ、昨年来高値更新銘柄が324まで増加しており、25日騰落レシオも130を超えてきていることから、かなり過熱感が高まっており、少なくとも短期的にはいつ天井を打ってもおかしくない状況です。
また、昨晩のアメリカ株が大きく下落しており、日経平均先物も大幅安となっています。引き続きアメリカ株安、日本株高という状況が続くのか、それとも日本株もアメリカ株に引きずられて下落していくのかを注視していきたいと思います。
無論、将来を予想することはせず、新規買いはできるだけ控え、保有株は上昇トレンドのうちは保有継続、下降トレンドになったら売却とルールを決めたうえで、あとは淡々と行動するのみです。
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