2月7日の日本株
2月7日の日本株は、小高く始まった後は売りに押される展開となり、日経平均株価の終値は前日比8円18銭安の27685円47銭でした。
TOPIX、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2005に対し値下がり銘柄1809とほぼ拮抗、昨年来高値更新銘柄は43、昨年来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数は32.4％となり、前日の25.1％から上昇しました。一時25日移動平均線割れとなっていた銀行株を買いなおすなど、上昇トレンド銘柄の買いを入れたことなどによるものです。
あくまでも個別銘柄ごとの対応を
個別銘柄をみると、イーディーピー（7794）、丸紅（8002）など高値更新となる銘柄も散見され、安値更新銘柄も少なく、全体としては上昇基調が継続しています。
ただ、中には下降トレンドのものも少なくなく、日経平均株価が上昇トレンドだからといって、弱い銘柄もそのうち上がるはずと安易に考えて保有し続けないようにしましょう。
アメリカが利上げ継続となれば、為替レートは円安方向に振れやすくなります。そうなると、日経平均株価は円安の分だけかさ上げされ、下げにくい状況になります。ただ、その場合アメリカ株は上値が重くなる可能性が高く、日本株は「下がらないが上がらない」という、昨年のような動きが続くように感じます。
いずれにせよ、日本株は中途半端な株価位置にあり、ここから大きく上昇して日経平均株価が30000円を大きく突破するという道筋もあまりイメージできないので、上昇トレンドの強い銘柄を、ポジションを膨らませすぎないように注意しつつ保有する、というスタンスで引き続き臨みたいと思います。
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