1月20日の日本株
週末1月20日の日本株は、寄り付き下げて始まったもののすぐ切り返し、後場は一段高となり、日経平均株価の終値は前日比148円30銭高の26553円53銭となりました。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2715に対し値下がり銘柄1135と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は35、昨年来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数は38.5%となり、前日の36.1%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや、空売りの買戻しをおこなったりしました。ロング・ショート戦略は実行中ですが、空売りの残高はだいぶ減ってきました。
中国の景気回復の先取りの動きか
個別銘柄をみると、日本冶金工業(5480)が高値更新となるほか、日本製鉄(5401)はじめとした鉄鋼株が軒並み強く、また、航空株や旅行関連株も大きく上昇しています。
中国がゼロコロナ政策を見直して移行、中国ではコロナ患者が急増しているようですが、いずれはこれもピークアウトし、経済活動も正常化に向かうとみられています。鉄鋼株の強い動きは、中国での需要拡大を見込んだものと言われており、また、航空株や旅行関連株も同様、中国からの旅行者が今後大挙して押し寄せれば業績に大きくプラスとなるものを今の時点から当て込んでいる可能性があります。
個人的には、アメリカの景気悪化からの株価下落をイメージしているのですが、中国の景気回復が想定以上となれば、そのプラス要素が上回り、株価を押し上げる可能性もあるのでは、と最近感じ始めています。
したがって、先に挙げた鉄鋼株のように、中国の景気回復の恩恵を受ける可能性があり、かつ株価が上昇トレンドにある銘柄については、しっかりと上昇についていくことで大きな利益を得られる可能性があるかもしれません。
引き続き、株価が上がる、下がる、と決めつけることなく、個別銘柄の動きをよく観察して変化の兆候を見定めていきたいものです。
また、日本株全体でいえば、日経平均株価が1月18日につけた直近高値を超えて上昇を継続できるかが1つのポイントとなります。
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