1月17日の日本株
1月17日の日本株は、寄り付きから上昇して始まり、その後も上値追いの展開となり、日経平均株価の終値は前日比316円86銭高の26138円68銭でした。かろうじて直近安値割れを回避した形です。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2579に対し値下がり銘柄1232と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は19、昨年来安値更新銘柄は34でした。
ADA指数は10.8%となり、前日の13.8%から低下しました。株価が下落した保有株を一部売却したことなどによるものです。引き続きロング・ショート戦略を継続中です。
銀行株の動きに注目
個別銘柄をみると、伯東(7433)など高値更新となる銘柄もありますが、日経平均株価が300円超上昇した割には昨年来安値更新銘柄も多く、値下がり銘柄も全体の3分の1ほどあることから分かる通り、二極化状態は続いています。
1月17日~18日、日銀金融政策決定会合が開かれており、この結果次第で、特に銀行株が大きく動く可能性があります。いったんの材料出尽くしで売られる可能性もありますが、そのまましぼんでしまうのか、それとも切り返して上値追いを続けるのかに当面は注目していきたいと思います。
また、銀行株が上昇を続けるのであれば、金利上昇が続くとマーケットは読んでいることになりますので、金利上昇に弱い成長株、特に小型成長株にとっては受難が続くものと考えられます。
引き続き、上昇トレンドの強い銘柄のみに的を絞り、無理をしたポジションを取らないようにして二極化相場を無難に切り抜けたいものです。
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