反発も全面高には至らずー2023年1月10日の日本株

1月10日の日本株

3連休明け1月10日の日本株は、寄り付きから上昇して始まり、日経平均株価は一時26300円を超えたもののその後は上値が重く、終値は先週末比201円71銭高の26175円56銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2361に対し値下がり銘柄1531と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は11、昨年来安値更新銘柄は24でした。

ADA指数は8.6%となり、先週末のマイナス5.9%からプラス圏に復帰しました。株価反発に伴い、ある程度まとまった数量の買いを入れたことによるものです。

下落を警戒しつつひとまず上方向にベットしてみる

個別銘柄をみると、まだ下降トレンド銘柄の方が多いですが、下げ渋り上昇に転じてきているものが目立ちます。ただ、相変わらず二極化の様相は続いており、弱い銘柄を持ち続けるのはかなり危険と感じます。

25日移動平均線を割り込み続けた銘柄が久しぶりに移動平均線超えに至っているケースも少しずつ増えてきましたが、下げ続けてちょっと上昇に転じた銘柄と、上昇トレンドが続いていて一時的に移動平均線を割り込んだものの反発して再度移動平均線を超えてきたものと、どちらを買うべきかと言ったら私は後者を選びます。

株価がどんなに弱くても、25日移動平均線は超える場面はそれなりにあります。ただ、その場合でも株価が伸びず失速し、再度移動平均線割れに至るケースが多いです。それよりは、すでに上昇トレンドが継続していて、利食い等に押されて一時的に下がっている銘柄の再度の移動平均線超えを狙った方が、そこから上昇が続く可能性は高いと感じます。

ボックス相場が継続しているとなると、できるだけ安く買わないと利益を得られず逆に損失になってしまうので、ある程度まとまった数量を仕込むなら、11日くらいまでかな、と思っています。色々な銘柄を見れば、現時点で買えるタイミングのものも結構ありますから、それらを買い仕込む予定です。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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