1月4日の日本株
2023年大発会である1月4日の日本株は、寄り付きから大きく下落して始まり、その後も安値圏で推移しました。
日経平均株価の終値は昨年末比377円64銭安の25716円86銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅下落となりました。
値上がり銘柄960に対して値下がり銘柄3034と全面安に近い展開、昨年来高値更新銘柄は30、昨年来安値更新銘柄は55でした。
ADA指数はマイナス5.5%となり、昨年末のマイナス1.2%からマイナス幅が拡大しました。株価下落により保有株を売却したり、新規空売りを実行したことによります。ロング・ショートのポジションですが、やや守り気味といった感じになっています。
通常ならそろそろ下げ止まるが
個別銘柄をみると、全面安の中三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が高値更新となるなど、銀行株の異彩高が続く展開となりました。銀行株は長年大相場をやっていないので、上昇エネルギーが溜まっている可能性があり、個人的には今年注目したい業種です。
ただ、成長株、景気敏感株は弱いものが目立ち、今日は海運株がかなり弱い動き、資源関連株も大きく下がったものが多かったです。全体的には大発会から手荒い洗礼を受けた形になっています。
さて、日経平均株価は25700円台まで下落となって昨年何度も下げ止まった価格帯に入っています。25日騰落レシオも75.8%と、昨年来の最低水準を更新しており、通常であればいつ下げ止まってもおかしくない状況です。
ただし、●●ショックのような暴落となれば、ここからさらにもう1段、2段と下げが加速することになりますので、個人的には空売りしている銘柄は25日移動平均線超えまでは買戻しをせずに持続しようと思っています。
今から新規に空売りするのはすでにタイミングが遅いです。逆に強い銘柄の押し目買いなどは実行しても面白いタイミングだと思います。弱い銘柄を持ち続けると損失が膨らみ続けますから、あくまでも上昇トレンドの銘柄のみを保有し、下降トレンドになったら速やかに売却するようにしましょう。この習慣をつけることが、将来いつか訪れる大暴落の際に自分の財産を守ることにつながります。
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