12月30日の日本株
皆さま、明けましておめでとうございます。本年も個人投資家の皆様にとって有用な知識・情報の発信に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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さて、2022年最終日である12月30日の日本株は、寄り付き大きく上げて始まったものの、急速に伸び悩み、日経平均株価の終値は前日比83銭安の26094円50銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2351に対し値下がり銘柄1534と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は35、年初来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数はマイナス1.2%となり、前日のマイナス6.5%からマイナス幅が縮小しました。25日移動平均線超えの銘柄を新規に買ったり、空売り銘柄を一部買い戻したりしたことによります。
年初来安値更新銘柄の急減に注目
個別銘柄をみると、円谷フィールズホールディングス(2767)が高値更新するなど、強い銘柄も散見されます。また、銀行株も総じて上昇トレンドをキープし、底堅い展開になっています。
また、12月30日は、年初来安値更新銘柄が5銘柄にとどまっていて、かなり減少しました。これの意味するところは、弱い銘柄が下げ止まりつつあるという可能性です。
25日騰落レシオも78%と、2022年の最低値になっていますし、そろそろ全体的な反発も十分考えられます。ただ、それにベットして勝負するような情勢とも思えませんので、売買タイミングとしては、引き続き25日移動平均線を超えるまで買いは我慢し、空売り銘柄も25日移動平均線を超えるまでは持続しようと思っています。
個人的には、2023年は銀行株の上昇に注目していきたいと思います。銀行株は長らく大きな上昇をしていないものが多く、また、金利上昇が今後も続く可能性が高いことから、足元の上昇が、長期的な上昇の初動の可能性がありますので、押し目は積極的に狙っていこうと考えています。
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