10月31日の日本株
週明けかつ月末の10月31日の日本株は、先週末のアメリカ株の大幅高を受け大きく上昇して始まり、その後も終日強い展開でした。日経平均株価は10月26日の高値をわずかながら超え、終値は先週末比482円26銭高の27587円46銭でした。
TOPIXも大きく上昇しましたが、マザーズ指数は小幅に下落しました。
値上がり銘柄2738に対し値下がり銘柄1144と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は56、年初来安値更新銘柄は23でした。
ADA指数は43.3%となり、先週末の34.3%から上昇しました。株価上昇に伴い、新規買いや空売りの買戻しを行いました。空売りはまだ残ってはいますが、だいぶ少なくなっています。
決算シーズンの乱高下に注意
個別銘柄をみると、ベース(4481)、タカトリ(6338)、伯東(7433)、メンタルヘルステクノロジーズ(9218)など、高値更新となるものもちらほら出ています。まだ下降トレンドの銘柄も結構ありますが、それでも25日移動平均線を超えてきた銘柄は徐々に増えています。
11月に入り、3月決算企業の中間決算(第2四半期決算)が本格化しますが、毎度恒例の決算シーズンの株価の乱高下には十分注意したいものです。
私自身、決算発表を控えた銘柄を発表前に売却するということは基本的にはしませんが、決算発表の直前の買いはできるだけ控えるようにしています。
買ってから数日後、決算発表により株価が10%、20%と下がってしまうことも結構ありますので、それは避ける方が無難だと思っているからです。
無論、決算発表により株価が急騰するケースもありますから、あえて決算発表前に買い仕込むという戦略もあるのですが、もしそれをやるのであれば、逆に決算発表後に急落してしまうリスクが多分にあるということを理解したうえで実行するようにしてください。
日経平均株価は10月26日の高値を超えてきましたので、ここからのもうひと伸び、ふた伸びを期待したいと思います。中長期的にはまだ下落相場であり、今回の反発は中間反騰に過ぎないと考えていますので、あまり欲張らず、ポジションも膨らませすぎないようにしつつ、取れるところはとっておきたいと思います。
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