10月19日の日本株
10月19日の日本株は、終日前日終値を上回り、強含みで推移しました。日経平均株価の終値は前日比101円24銭高の27257円38銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は小幅にマイナスでした。
値上がり銘柄2314に対し値下がり銘柄1499と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は88、年初来安値更新銘柄は10でした。
ADA指数は24.8%となり、前日の21.6%から上昇しました。空売りの買戻しや、新規買い付けを行ったことによります。あまりポジションが膨らみすぎないようには注意しています。
ここから伸びるか、しぼむか?
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄が100近くに達していて、上昇トレンドとなっている銘柄もだいぶ増えており、上昇トレンドに至っていない銘柄であっても、大部分が底打ちから上昇に転じつつあるチャート形状になっています。
19日は日経平均株価が27371円38銭まで上昇し、10月6日の直近高値27399円19銭に肉薄しました。もしここから大きく上昇してくれるのであれば、絶対に直近高値は超えなければいけませんので、まず第一関門として直近高値超えの有無に注目しています。さらに、直近高値超えの水準では25日移動平均線も明確に上回る形になりますので、そうなればもう少しポジションを積み増すことも検討します。
あとは銘柄選定のところで、中長期的に弱い銘柄と、最近の旅行関連、観光、インバウンド関連の銘柄のように、明らかに上昇トレンドの銘柄とがあり、どちらを選定すべきかという問題があります。
確かに中長期的に弱い銘柄は、安く買うことができるのですが、言い換えればプロ投資家が買っていないので安く放置されたままともとることができます。
であれば、すでに上昇トレンドになっていて、プロ投資家も継続して買っているであろう強い銘柄を、高値掴みにならないよう押し目を待って買うというのが1つのやり方と思います。
もし弱い銘柄の立ち上がりを買うとしても、25日移動平均線を超えるのが最低条件と個人的には考えています。
くれぐれも、中長期的に弱い銘柄で、かつ25日移動平均線すら超えてこれない銘柄については、安易に手を出すのは危険です。
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