10月14日の日本株
週末10月14日の日本株は、前日のアメリカ株の大幅高を受けて寄り付きから大きく上昇して始まり、その後もじり高の展開となりました。日経平均株価の終値は前日比853円34銭の27090円76銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3355に対し値下がり銘柄594とほぼ全面高の展開、年初来高値更新銘柄は57、年初来安値更新銘柄は14でした。
ADA指数は7.9%となり、前日のマイナス9.6%からプラスに転換しました。株価上昇に伴い、空売り銘柄の買戻しや新規買いを行ったことによるものです。まだ空売り銘柄自体は結構残っています。引き続き上昇トレンド銘柄の買い持ちと下降トレンド銘柄の空売りのロング・ショート戦略を継続しています。
個人的には下方向だが・・・
個別銘柄をみると、コメ兵ホールディングス(2780)が高値更新となるなど、旅行関連、インバウンド関連、リユース関連銘柄を中心に強い銘柄もそれなりに目立ちます。
それでも、まだ下降トレンドのままの銘柄も多く、日経平均株価も25日移動平均線まで戻ったばかりですので、ここからまずは日経平均株価が25日移動平均線を明確に超えてくるのか、25日移動平均線で跳ね返されて再び下落に転じるのかを見極めたいと思います。
日経平均株価は昨年からほとんどトレンドが出ていない状態であり、トレンドフォローの戦略を用いている私としてはストレスのたまる展開が続いていますが、別の視点からみると、円安によりアメリカ株などに比べて下げが小さいので、横ばいにとどまってくれているとの見方もできます。
実際、アメリカ株はナスダックが高値から35%ほど下がっているなど、そろそろ下げ止まってもおかしくない水準になっています。それでも、世界的な金利上昇で、景気悪化が本格化するところまではまだ株価は織り込んでいないと個人的には感じていて、株価は下方向に行く可能性が高いのではないかとみています。
もちろん、将来を決めつけることは、その予想が外れた場合大ダメージになりますから、株価が上に行っても下に行っても対応できるようなルールを作り、それを守ることが肝要です。とりあえずは、日経平均株価が25日移動平均線を超えてくるか、跳ね返されて再び下落するかに注目しつつ、無理のない範囲で上昇トレンド銘柄を買っていくつもりです。
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