9月28日の日本株
9月28日の日本株は、小安く始まったあと一気に急落し、日経平均株価は一時26000円を割り込みました。引けにかけやや戻したものの、終値は前日比397円89銭安の26173円98銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1302に対し値下がり銘柄2641と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は8、年初来安値更新銘柄は182でした。
ADA指数はマイナス21.2%となり、前日のマイナス11.6%からマイナス幅が拡大しました。ロング・ショート戦略を続けていますが保有株を売却したことにより買い持ちより売り持ち(空売り)の残高の方がさらに多くなったため、指数のマイナス幅が広がりました。
平時ならそろそろ下げ止まるが・・・
個別銘柄をみると、28日だけでみれば、値上がり銘柄数も結構多く、意外と強い印象もありますが、それでも年初来安値更新銘柄が200近くに達しており、弱い銘柄の下げが止まらない、といった感じです。
日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)など好業績、高配当利回りの銘柄が一斉に売られ、配当権利取りの需要以上の強い売り需要があることを感じました。配当金狙いで保有を続けている投資家は、結局株価の大きな値下がりにより、配当金をはるかに上回る損失を被ってしまうことになってしまいそうです。
平時であれば、日経平均株価の25日移動平均線からの乖離率がマイナス7%に達しましたし、そろそろ下げ止まる水準ではあります。ただ、平時ではなく「〇〇ショック」に発展すれば、この程度の下げでは済まなくなります。
昨晩のアメリカ株も大きく反発しましたし、買い目線で狙っている個人投資家の方も少なくないと思います。でも、本格的な下げ相場に入っているのであれば、数日反発した後再び売られ、直近安値を割り込んでしまうという可能性も大いにあります。
下降トレンドの中逆張りで買い向かうのであれば、必ず損切り価格を設定して損失が拡大しないようにすべきです。私自身は、買いで勝負するつもりもありませんが、そろそろ下げ止まってもおかしくないので、空売りについては少し利益確定の買戻しをしようと考えています。
上昇トレンドの銘柄を買い、下降トレンドの銘柄を空売りするロング・ショート戦略を継続し、損失をできるだけ抑えつつある程度の利益を狙いに行きたいと思います。
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