9月14日の日本株
9月14日の日本株は、前日のアメリカ株の大幅下落の流れを受け、寄り付きから大きく下げました。その後やや戻る局面もありましたが、後場再び売りなおされ、日経平均株価の終値は前日比796円01銭安の27818円62銭と、25日移動平均線を明確に割り込みました。
TOPIXも大幅安、マザーズ指数も値下がりしましたが日経平均株価に比べると値下がり率は限定的でした。
値上がり銘柄744に対し値下がり銘柄3176と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は35、年初来安値更新銘柄は29でした。
ADA指数は40.6%となり、前日の62.6%から大きく低下しました。株価下落により25日移動平均線割れとなった銘柄を売却したり、一部新規で空売りを実行したりしました。ただ、まだ保有株のうち25日移動平均線の上にある銘柄が多く、ADA指数自体はまだ結構な高水準にあります。
陽線引けの銘柄が目立つ
個別銘柄をみると、日経平均株価がここまで大きく下げたにもかかわらず、タカトリ(6338)、ダブル・スコープ(6619)など高値更新となる銘柄も散見されました。また、日足の株価チャートをみると、多くの銘柄が寄り付き付近が安値でそこから反発し陽線引けとなっており、私自身もかなりポジションが膨らんでいましたのでかなりの損失を覚悟しましたが、そこまでのダメージには至らず済みました。
とはいえ、高インフレが継続となると、今後同じように株価が急落するケースも増えてくると思われることから、ポジションは膨らませすぎないようにしようと反省しているところです。
確かに株価上昇の時に大きなポジションを持っていないと大きな利益は狙えないですが、逆に大きなポジションを持っているときに株価が急落すると当然ながらダメージも大きくなります。
今はより多くの利益を目指す局面ではなく、損失をできるだけ抑えて次のチャンスを待つ局面ですので、無理をした勝負はしないようにしましょう。
結局はアメリカ株次第ではありますが、ここからアメリカ株がさらに大きく値下がりしないのであれば、強い銘柄から順次上値追いになっていくのではないかと思っています。引き続き、上昇トレンドの強い銘柄は、昨日のような急落局面が到来しても、慌てて手放すことのないようにしたいものです。
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