8月18日の日本株
8月18日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、日経平均株価は29000円を割り込んだものの、そこからさらに大きく売り込まれることもなく、終値は前日比280円63銭安の28942円14銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1390に対し値下がり銘柄2407と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は70、年初来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は56.7%となり、前日の66.3%から低下しました。かなりポジションが膨らんでいたこともあり、弱い銘柄を中心に売却を行いました。
1日下げただけで慌てたり騒いだりしている投資家は勝てない
個別銘柄をみると、サンワカンパニー(3187)、アズーム(3496)、ジェイリース(7187)など高値更新となるものもちらほらありました。日経平均株価が大きく下げた割には、年初来高値更新銘柄も多く、値上がり銘柄もそこそこあり、かなり個別銘柄は底堅い印象を受けました。
無論、日経平均株価は17日の高値が当面の天井になる可能性もあるわけですが、それを決めつけるのも早計です。やはり1日単位の細かな動きに振り回されるのではなく、株価のトレンドを追って、下降トレンドになったなら売却・撤退を考えればよいのです。
たった1日下がったからといって「天井だ!暴落だ!」と騒いだり慌てたりしている人は、細かな株価の動きに翻弄し続けることになるため、株式投資で成功はできないと言ってよいでしょう。
日経平均株価は25日移動平均線を割っていませんし、5日移動平均線すら割り込んでいません。ここ最近の急速な株価上昇を考えれば当然の一服です。
超短期的に考える場合であっても、最低限5日移動平均線を割り込まないとトレンド転換とは言えませんので、1日株価が下がった程度であわてず騒がず、ルール通り淡々と行動するようにしましょう。
最近、株価が暴落するという発言を色々なところで目にするようになりましたが、本当の暴落・急落は多くの投資家が油断しているようなときに来ると思っています。
その面では、急落にビクビクするのではなく、トレンド転換の可能性が出てきた段階で持ち株を売るようにしておけば問題ありませんし、急落が怖いのであればポジションを小さくしておけば大きな損失は回避できます。
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