8月15日の日本株
週明け8月15日の日本株は、日経平均株価が寄り付き直後から大きく上昇、後場は高値圏で推移して大幅続伸となりました。終値は先週末比324円80銭高の28871円78銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しましたが、上昇率は日経平均株価より小さくなっています。
値上がり銘柄1968に対し値下がり銘柄1897とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は112、年初来安値更新銘柄は7でした。
ADA指数は49.0%となり、先週末の42.8%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや買い直しなどを実行しました。さらなる上昇には懐疑的ではあるものの、日経平均株価のチャートでみればボックスを上抜けして明らかな上昇トレンドになっているため、CPI直前にポジションを落とす前の水準にまで戻しました。
ここから循環物色が進むか?
個別銘柄をみると、決算発表により乱高下する銘柄も目立ちましたが、総じて上昇トレンドとなっているものが多いです。ただ、15日の株価の動きをみると、日経平均株価は確かに強いが、個別銘柄は弱いものが多かったように感じます。
ここから日経平均株価だけがスルスルと上昇しても、個別銘柄に資金が回らなければ個人投資家にとってはあまり利益を得ることができずに上昇が終わってしまう可能性が高いです。
理想は、日経平均株価が横ばい程度でうろうろしている間にマザーズ指数が大きく上昇するなど、個別銘柄が順繰りに上昇していく循環物色です。これが生じれば個人投資家も利益が得やすくなります。
決算発表の結果、上に跳ねる銘柄がかなり多かったのでここからのさらなる上昇に期待したいところです。あとはアメリカ株が金利低下を好感して買われるのか、もしくは金利低下は景気悪化を織り込むことによるものだとして売られるのかを注視しつつ、上昇相場についていきたいと思います。上昇トレンドが長く続いている銘柄も目立ってきたので、売買ルールを決め、できる限り利益を伸ばすことを目指していきたいものです。
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