8月4日の日本株
8月4日の日本株は、前日のアメリカ株の上昇をうけ、大幅高で寄り付き日経平均株価は一時28000円に乗せましたが、その後は上値が重くなり、終値は前日比190円30銭高の27932円20銭でした。
TOPIXは小幅に下落、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄2212に対し値下がり銘柄1555と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は46、年初来安値更新銘柄は22でした。
ADA指数は48.3%となり、前日の44.5%からやや上昇しました。出遅れの上昇トレンド銘柄をいくつか買ったことなどによります。
変化が生じたら動けばよい
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄も年初来安値更新銘柄もある程度の銘柄数があることからも分かるように、引き続き銘柄によりまちまちの展開です。
ただ、全体的には上昇トレンドの銘柄の方が多く、順調に上値を伸ばしている銘柄も結構あります。その点では、日本株の短期的な上昇トレンドには変化ありません。
また、3月決算銘柄の第1四半期決算発表が続いていますが、今のところ決算内容を好感して株価が上昇するものが多く、その点も安心材料ではあります。
一方、日本時間8月5日の夜にはアメリカの雇用統計、来週は同じくアメリカのCPI発表と、株価が大きく動く可能性があるイベントが続きます。足元ではインフレ懸念がやや収まり、10年物国債利回りも低下していますが、インフレ懸念の再燃でこれが反転するのかどうかが注目ポイントです。
ただし、雇用統計をきっかけに株価が急落するかもしれない、などとしてこれを先回りして動こうとするのは予想になってしまい、予想と言うものは外れたら大きなダメージを負う危険があります。私は今保有している銘柄をあらかじめ売却するということは考えておらず、もし雇用統計なりCPIなりをきっかけに株価が下がって下降トレンドになったら、その時に保有株を売却するつもりです。もしかしたら、雇用統計もCPIも、マーケットにとってプラスとなる数値が出て、上昇が加速するかもしれないからです。
もし、株価急落が怖いというのであれば、ポジションを少なくするなどして、ポジションの量でリスク管理をすればよいと思います。
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