7月11日の日本株
7月11日の日本株は、寄り付き大きく上昇して始まり、一時日経平均株価が27000円を回復したものの、その後は伸び悩み、終値は先週末比295円11銭高の26812円30銭でした。
TOPIXも大幅高となりましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄3049に対し値下がり銘柄858と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は112、年初来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は30.8%となり、先週末の35.5%から低下しました。値下がりした保有株の売却や、新規の空売りを行ったことなどによります。株価反発局面は、弱い銘柄の空売りを実行するには良いタイミングだと思います。
11日の高値を明確に超えるかどうかに注目
個別銘柄をみると、大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)などが高値更新となっていて、強い銘柄もそれなりにありますが、成長株が頭打ちになるなど、なかなか上昇トレンドが長期間続かないので、買いで利益を上げにくい状況が続いています。特に、私自身が手掛けている銘柄の多くが株価が上昇していないため、なかなか厳しい展開となっています。
11日は日経平均株価が27000円を超え、6月下旬の戻り高値とほぼ同水準で頭打ちになりました。今後この水準を明確に超えるかどうかに注目したいと思います。逆にここから下げていくようであれば、下目線で考えていきます。
今はアメリカが金融引き締めを行っているので株価が下がる可能性の方が高いですが、国債利回りが低下してインフレも抑制されてきた場合、再び金融緩和路線に戻り、株価も上昇するという可能性もあります。金利動向、インフレ動向と、FRBの金融政策動向を注視しながら、株価がどちらに向かうか決めつけずに自然体で臨みたいと思っています。
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