７月５日の日本株

７月５日の日本株は、終日強い展開となり、日経平均株価の終値は前日比２６９円６６銭高の２６４２３円４７銭でした。
ＴＯＰＩＸ、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄２２９４に対し値下がり銘柄１５３１と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は５１、年初来安値更新銘柄は４でした。

ＡＤＡ指数は１４．２％となり、前日のマイナス７．４％から大きく上昇してプラス圏に復帰しました。空売りの買い戻しや、新規の買いを行ったことによります。

成長株の反発に期待

個別銘柄をみると、大阪チタニウムテクノロジーズ（５７２６）が高値更新となるなど、強い銘柄もある一方、弱い銘柄も多く、つかみどころのない展開が続いています。

それでも、年初来安値更新銘柄がほとんど出ていないことから、株価が売り込まれるといった状況でもなく、上にも下にも行きづらい、方向感のない状況です。

ただ、ここ数日感じていた成長株の底堅さは昨日も継続し、直近高値を超えて明確な反発となりつつあるものも目立ってきました。無論、一時的な反発に過ぎないとは思いますが、もし例えば１ヶ月くらい反発が続くとすれば、結構な反発になりますので、大いに期待したいところです。

引き続き、強い銘柄を保有し、弱い銘柄を空売りしつつ、トータルのポジションが膨らまないようにし、とにかく大きな損失だけは出さないように気を付けていきたいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。