6月21日の日本株
6月21日の日本株は、寄り付きから高く始まり、その後も上げ幅を広げました。引けにかけダレたものの、日経平均株価の終値は前日比475円09銭高の26246円31銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3450に対し値下がり銘柄462と全面高の展開、年初来高値更新銘柄は20、年初来安値更新銘柄は14でした。
ADA指数はマイナス8.2%となり、前日のマイナス22.8%からマイナス幅が縮小しました。空売りの買い戻しや、新規買いを行ったことによるものです。まだ空売りの方が買いより多い状態です。
あまり期待はしていないが
個別銘柄をみると、年初来安値更新銘柄が激減したことからも分かるように、一旦の底打ちを果たしたようにみえます。ただ、ここから上昇トレンドに復帰して順調に上昇するかと言えばそれは疑問で、個人的にはあまり期待はしていません。ある程度反発したら頭打ちになり、再び下落する可能性が高いと思います。
株価の動きが2008年のリーマン・ショックのときに似ているという指摘もあり、私も確認しましたが確かに似た動きになっていました。
もちろん、必ずここから暴落するわけではありませんが、可能性として秋ごろにかけ大きく株価が下落するという想定をしていきたいと思います。
そのためには、買いはあまり大きくしない、損切りを遵守する、といった基本的な部分が実は重要になってきます。
私のもとに寄せられる個人投資家からの相談は、株を持ち続けた結果大きく株価が下がって塩漬け株になってしまった、どうすればよいですか?というものが最近は非常に多いです。
でも、適切なタイミングで損切りをしていれば塩漬け株もできませんし、損失が膨らんでどうにもならなくなる、ということも避けられます。つまり、損切りをしてさえいれば、今多くの個人投資家がかかえている悩みはほぼ生じなかったのです。
もしここから買うのなら、損切りは必ず実行するようにしましょう。そうすればここからどんなにひどい下落が待っていようとも、小さい傷で生き残ることができますから。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。