6月14日の日本株
6月14日の日本株は、寄り付きから大きく下落したものの、後場は幾分戻して引けました。日経平均株価の終値は前日比357円58銭安の26629円86銭でした。
TOPIXも下落しましたがマザーズ指数は小幅高でした。
値上がり銘柄1056に対し値下がり銘柄2819と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄はは15、年初来安値更新銘柄は130でした。
ADA指数は5.9%となり、前日の21.3%から大きく低下しました。株価下落により保有株を売却したほか、新規の空売りも行ったことによります。これにより、買いと空売りがだいぶ拮抗するポジションとなっています。
あくまでもトレンドについていく
個別銘柄をみると、多くの銘柄が切り返して陽線をつけています。したがって、短期的には反発の兆しも見えてきました。
ただ、このわずかな変化の兆候を頼りに買いに出るのは個人的にはリスクが高いと思っています。日経平均株価が3営業日で2000円幅の下げを見せたわけですから、短期的なリバウンドは当然期待できますし、それを狙いに行く人もいるでしょう。
しかし、日経平均株価が25日移動平均線を割れ、年初来安値更新銘柄が100を超え、そしてアメリカ株は連日年初来安値更新が続いている状況で、ちょっと反発の兆しが見えたからといって買いで勝負するのはやはりリスクが高いと思います。
日々のちょっとした株価の変動に振り回されると、無駄な売買が増え、損失が積み重なってしまいます。強い銘柄もまだだいぶ残っていますから、例えばそれらが25日移動平均線に近付いたところを押し目買いするなど、株価の中長期的な方向性を示すトレンドについていく方が安全性は高いと思いますし、株価に振り回されることも少なくなると思います。
引き続き、下方向に警戒しつつ、上昇トレンド銘柄を、無理のない範囲で保有するととも、下落のヘッジもかねて下降トレンド銘柄の空売りを実行していくつもりです。
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