6月7日の日本株
6月7日の日本株は、上昇して日経平均株価は一時28000円突破したものの引けにかけて伸び悩み、終値は前日比28円06銭高の27943円95銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は2%超の下落でした。
値上がり銘柄2062に対し値下がり銘柄1755とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は175、年初来安値更新銘柄は5でした。
ADA指数は57.5%となり、前日と変わらずでした。新規に買った銘柄や、株価急騰で一部利食いした銘柄などありますが、トータルのポジションとしては変わらず、という状況です。個人的には、だいぶ攻めに行っている感じではあります。
何も考えずに流れについていくのが最良
個別銘柄を見ると、三菱重工業(7011)など高値更新となる銘柄が目立っていますが、その一方で成長株には値下がりする銘柄が目立ち、強い銘柄についていかなければ全く利益があがらない状況となっています。
強い株の上昇トレンドについていくのと、弱い株のリバウンドを比べると、短期的には弱い株のリバウンドの方が大きく取れる可能性が高いです。ただ、いつリバウンドが来るか分からないのと、思いのほかリバウンドが小さいこともあり、その間に強い株がどんどん上昇してしまうことを考えれば、基本は強い株の上昇についていき、リバウンド狙いは少額で行うのがよいと思います。
思えば、1ヶ月ほど前は日経平均株価がここまで反発するとは思っていませんでした。この1ヶ月の間、日本のファンダメンタルが何か大きく変わったかと言えばそんなことはなく、単に株価の上げ下げのリズムで動いているわけです。
ただ、その上げ下げが小さいもので終わることもあれば、私たちが知らない何か大きなファンダメンタルの変化が生じていて、それが株価に現れているという可能性もあります。
ですから、大きな上昇に乗るためには上昇の初動に乗るのが最善ですし、大きな下落を回避するには下落の初期段階、私であれば25日移動平均線割れで売却しておくのが最善です。
下手に「こんなに上がるのはおかしい!!」とか「そろそろ下げ止まるはず!!」などと予想をして外れてしまっては大きな損失につながります。あくまで自然体で、上昇トレンドならそれに乗り、下降トレンドなら持ち株を売却する・・・、こんなシンプルなルールが実は最も効果的だったりするのです。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。