5月27日の日本株
週末5月27日の日本株は、寄り付き大幅高で日経平均株価は27000円間近まで上昇したものの、その後は売りに押される展開となり、終値は前日比176円84銭高の26781円68銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は小幅に下落しました。
値上がり銘柄2389に対し値下がり銘柄1429と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は66、年初来安値更新銘柄は68でした。
ADA指数は19.8%となり、前日の19.3%とほぼ変わらずでした。寄り付きに多少買ったものがありましたが、その後の弱さからその日のうちに売ってしまい、ポジションはほとんど増えませんでした。
今度こそ日経平均株価27000円超えとなるか
個別銘柄をみると、高値更新が続く川崎汽船(9107)を筆頭に海運株が強く、三菱重工業(7011)など重工3社も上昇、成長株も反発の兆しが見られる一方で商社株は腰折れ気味というように、銘柄により値動きがかなりバラバラです。
ただ、底堅い動きの銘柄は増えていて、どちらかというと下よりも上に行きたがっているように見えます。
とはいえ、ここまで日経平均株価が5回27000円超えにチャレンジしたものの、ことごとく跳ね返されていて、27000円の壁が非常に厚いものになっています。
週末の日経平均先物は、アメリカ株の大幅上昇を受け、27160円まで上昇しています。したがって、月曜日の寄り付きは高く始まるでしょうが、いつものように寄り付きが天井となってそこから株価がしぼんでしまうようだと、結局また日経平均株価が明確に27000円を超えることができないことになりかねません。
引き続き、上昇トレンドの強い銘柄に乗りながら、もし日経平均株価が明確に27000円超えとなれば、個別銘柄の動きもかなり良くなるでしょうから、もう少しポジションを増やしてみたいとは思っています。それでも、今はすでに天井をつけて下げ相場に入っているという認識なので、あまり無理せず欲張らず、そこそこの利益が目指せればそれで十分というところです。
まずは週明けの日経平均株価の動きに要注目です。
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