5月13日の日本株
週末5月13日の日本株は、寄り付きから反発して始まり、大きく上昇して終えました。日経平均株価の終値は前日比678円93銭高の26427円65銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅高でした。
値上がり銘柄3118に対し値下がり銘柄834と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は53、年初来安値更新銘柄は156でした。
ADA指数はマイナス3.6%となり、前日のマイナス13.8%からマイナス幅が縮小しました。多少の新規買いのほか、空売りの買い戻しを行ったことによります。
底値買いは難しい
個別銘柄をみると、これまで売り込まれてきた旧マザーズ系の銘柄の反発が目覚ましく、私が空売りしていた銘柄も3銘柄がストップ高となっていました。
とはいえ、まだ大部分の銘柄が25日移動平均線を割り込んでおり、これからどの程度の戻りとなるかを注視しつつ行動することになります。
ただ、今まで売り込まれてきた銘柄群は、25日移動平均線からのマイナスかい離が大きいものが多いため、25日移動平均線超えを待ってから買おうとすると、かなり底値から上昇したところで買わねばならず、高く買う分リスクが上昇します。
そのため、まだ株価が移動平均線よりかなり下にある段階であっても、「そろそろ底値だ!」として買い向かう、底値買いが有効です。
ただその底値買い、買いのタイミングがかなりシビアです。今回の場合は、金曜日の寄り付きに買えたかどうかです。もしここで買えなかったならば、底値からすでにかなり反発してから買うことになるため、リスクが格段に上がってしまいます。
底値買いは仕事をしながら株式投資をしている方には難しいので、個人的にはいつものルール通り、25日移動平均線を超えたばかりの名銘柄を見つけて買う、というのが現実的な対応方法だと思います。
とりあえずどこまで戻るかに注目するとともに、もし上値が重く再度だれてくるようであれば、再び空売りのポジションをしっかりと構築しようと今のところは考えています。
底値狙いはもう遅いので、25日移動平均線まで距離がある銘柄であれば、例えば5日移動平均線超えで買うなどの代替策を取るとよいと思います。
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