5月2日の日本株
連休谷間の5月2日の日本株は、寄り付き上昇した後に下げに転じたものの、後場は再び持ち直して小幅安で引けました。日経平均株価の終値は先週末比29円37銭安の26818円53銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も小幅に下落しました。
値上がり銘柄1975に対し値下がり銘柄1886とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は71、年初来安値更新銘柄は28でした。
ADA指数は2.0%となり、先週末の0.2%から少し上昇しました。引き続き上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を継続しています。上昇トレンド銘柄が売られて下降トレンド銘柄が買われない限り、株価がどちらに転んでも大きな動きがないようにして、次に明確なトレンドが出たときに動きやすくするように準備しています。
アメリカ株は壮絶な往って来いか
個別銘柄をみると、引き続き銘柄によりまちまちな動きですが、年初来高値更新銘柄が年初来安値更新銘柄を上回っているのと、おそらくアメリカのFOMCを控え空売り勢がポジションを小さくしていることもあって、意外と底堅い動きにはなっています。
そして5月4日のアメリカ株は、FOMCで0.5%の利上げが発表されたものの、6月に市場参加者が予定していた0.75%の利上げはなさそうだという安心感から急上昇しました。
しかし5月5日は、本ブログを書いている時点(日本時間5月6日の0時20分)では、NYダウは4日の上げを帳消しにする1000ドル安、ナスダックは4日の上げ幅を超える600ポイントの下落となっており、まさに壮絶な往って来いの動きとなっています。
幸い、アメリカ株が乱高下している中、日本株は休場でしたので、株価の大きな変動に振り回されることを避けられただけラッキーだったと思います。
アメリカの10年物国債は3.08%まで上昇と勢いが止まりません。引き続き、成長株が軟調な一方、インフレ関連銘柄が相対的に強い動きを想定していますが、金利上昇が止まらず全面安となる可能性も頭に入れておく必要があります。
今はマーケット全体のトレンドが横ばいでちぐはぐな動きですが、今後上方向か下方向か分かりませんがトレンドが明確になれば、買い建てもしくは売り建てを外してしっかりとトレンドについていきたいと思います。それまでは忍耐の日々が続きそうです。
引き続き無謀な勝負は避けるのが無難だと思います。利益を得るより大きな損失をしないように心掛けましょう。
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