4月11日の日本株
4月11日の日本株は、後場に入り売られ、日経平均株価の終値は先週末比164円28銭安の26821円52銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は4%の大幅安となりました。
値上がり銘柄1264に対し値下がり銘柄2621と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は36、年初来安値更新銘柄は135でした。
ADA指数は10.8%となり、先週末の20.0%から低下しました。保有株の売却と、新規空売りを実行したことによります。上昇トレンド銘柄の買いと、下降トレンド銘柄の空売りのロング・ショート戦略を実行しています。
反発局面終了か、それとも・・・
個別銘柄をみると、急速に反発した旧マザーズ銘柄など成長株が大きく売られ、再び25日移動平均線割れとなってしまうものも散見されました。また、商社株などインフレ関連銘柄も弱く、個々に強い銘柄はあるものの、全体的に見れば引き続き調整局面のままです。年初来安値更新銘柄も100を超えていますし、今は攻めるべき局面ではありません。
日経平均株価はかろうじて25日移動平均線を超えていますがもう少しで割れそうですし、TOPIXはすでに割り込んでいて、個別銘柄に至っては年初来安値更新銘柄が100を超えているような状況ですから、すでに3月中頃からの反発局面は終了し、再び下値模索となる可能性も大いにあります。
ただ、日経平均株価が25日移動平均線を割れても、そこから程なくして上昇に転じることもありますので、まだ決めつけることはできません。しかしながら、個人的にはアメリカ10年物国債の利回りが上昇しても株価が下がっている、つまりインフレが株価に悪影響を及ぼしている可能性が高まっていると踏んで、空売りを強めに実行することとしました。
無論、ここから明確な反発に転じれば空売りは撤退しますが、下方向へ賭けてみたいと思いました。
これから3月決算の決算発表シーズンになりますが、決算発表に伴う株価の反応があまりにネガティブであれば、さらなる守りが必要だとおもっています。
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