4月4日の日本株
4月4日の日本株は、先週末終値を挟んで小動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比70円49銭高の27736円47銭でした。
TOPIXも上昇、マザーズ指数は3%超の大幅高となりました。
なお、4月4日より東京証券取引所の市場再編が実施され、新たな株価指数が算出されておりますが、本ブログでは当面の間は引き続き今までと同様、日経平均株価、TOPIX、マザーズ指数の動向をお伝えします。
値上がり銘柄2600に対し値下がり銘柄1281と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は82、年初来安値更新銘柄は9でした。
ADA指数は62.5%となり、先週末の53.7%から上昇しました。新規に上昇トレンド銘柄を買ったり、空売りしていた銘柄を買い戻したことなどによります。
成長株の反発がどこまで続くか
個別銘柄をみると、ここ数日は、インフレ関連銘柄があまり強くない一方、成長株は軒並み大きく反発しています。4月4日は多くの成長株が一段高となっていて、直近の高値を更新してさらなる上値追いをしています。
ただ、成長株は昨年秋ごろに高値を付けた後大きく値を下げたものがほとんどで、現状の株価反発は単なるリバウンドの域を出ない、という可能性もあります。
また、株価上昇が急ピッチなので、25日移動平均線割れで売却、とすると、移動平均線割れとなったときにはかなり株価が下がった後で、利益がほとんど残らない、ということになりかねません。
一方、成長株が再び高値更新に向かうのであれば、今保有している成長株は、かなり安く買えていることになるので、これを手放すのも勿体ないです。
結局のところ、再び高値更新に向かうなら保有継続すべきですし、リバウンドであればある程度株価上昇したら売却するのが望ましいのですが、高値更新するのかリバウンドで終わるのかがそもそも予想できないので、自分自身で割り切って行動するほかないです。
例えば株価の移動平均線からのかい離率が大きくなったら一部は利食いし、5日移動平均線割れとなったらさらに一部を利食いする・・・といったような感じです。
利食いした後、さらに株価が上昇する可能性も当然ありますが、持ち続けた結果大きく下落に転じて利益が吹き飛ぶ可能性ももちろんあるので、割り切って行動しないと何もできなくなります。
ちなみに、私自身は上昇が急ピッチの銘柄は、移動平均線からのかい離が大きくなったところで一部売却しましたが、その後もさらに上昇を続けていて、「持っていれば良かったなあ」と正直思いますが、仕方ありません。
やはり買うより売る方が難しいのが株式投資であり、常に最適解で行動することはできませんので、どちらに転んでもそれなりの成果が出せるよう、株価が短期間で大きく上昇した場合は一部を利食いするのがよいかな、と個人的には思っています。あとはベストなタイミングで売ることはそもそも無理だ、と理解することですね。5日移動平均線割れで一部売却は、結構使えると個人的には感じます。
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