2月22日の日本株
2月22日の日本株は、寄り付きから大きく下げ、その後も終日軟調な動きとなりました。日経平均株価の終値は前日比461円26銭安の26449円61銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄743に対し値下がり銘柄3194と全面安に近い展開、昨年来高値更新銘柄は4、昨年来安値更新銘柄は123まで増加してきました。
ADA指数は18.8%となり、前日の30.0%から大きく低下しました。保有株の株価下落による売却、新規空売りの実行を行ったことによります。上昇トレンド銘柄買い、下降トレンド銘柄売りのロング・ショート戦略を継続していますが、買い銘柄が減少し、空売り銘柄がやや増加している状況です。
下落している間は様子見が吉
個別銘柄をみると、全般下げ相場の中、強い銘柄群(銀行株、建設株、商社株、海運株、資源・エネルギー関連株など)の中にも25日移動平均線を割り込むものが増えてきていて、全面安に移行する可能性も感じます。
昨年来安値更新銘柄が123まで増えているということは、足元の日本株は明らかな下げ相場であることを意味しています。ですから、物理的に株を買って利益を得ることはできないわけです。
少し上昇したから底打ちの可能性ありとみて買ったものの、すぐ下げに転じてしまって損切り、という状況が続いている個人投資家の方も多いと思いますが、下げ相場なのですから仕方ないです。個人的には、動けば動くほど損が積み重なる状況に感じます。
少なくとも株価が下降トレンドにある間は下手に動かず、上昇トレンドに転じてから買うようにする、そして上昇トレンドに転じてから買ったとしても再度売られる可能性もあるので下降トレンドに再び戻ったら速やかに保有株を売却する、というルールを守ることが、損失を拡大しないために重要です。
かなり株価が下落している個別銘柄が目立っていますが、少なくとも下降トレンドの間は買わない・持たないというルールを徹底すれば、大きな損失にはならないはずです。
今は株さえ持っていれば小さな損失は喰らってしまいます。大きな損失を出さないことを第一に行動しましょう。くれぐれも、下げ相場の中、損失を取り返そうと無理をしないようにしてください。取り返すなら、上昇トレンドに転じて利益を上げやすくなってからです。
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