2月18日の日本株
週末2月18日の日本株は、寄り付き大きく下げてスタートした後は急速に戻る展開となり、日経平均株価の終値は前日比110円80銭安の27122円07銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落したものの下げ幅は縮小して終えました。
値上がり銘柄1665に対し値下がり銘柄2161とやや値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は16、昨年来安値更新銘柄は88でした。
ADA指数は34.9%となり、前日の44.5%から低下しました。移動平均線割れの保有株を売却したり、新規に空売りを実行したりしました。上昇トレンド銘柄を保有し、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を継続中です。
強い株・弱い株に特段の変化なし
多少下がっているものもありますが、三井物産(8031)が高値更新となるなど、建設株、商社株、銀行株、資源・エネルギー株、鉄鋼株、非鉄金属株、海運株といったところが上昇トレンドをキープし、成長株をはじめそれ以外の多くが下降トレンドのままとなっています。
18日の昨年来安値更新銘柄が88銘柄まで膨らんできていることからも分かる通り、日本株全体はまだ下げ基調にあり、その中で一部強い銘柄群がある、という状況が続いています。
引き続き、強い銘柄群をしっかり保有しつつ、大きく売り込まれた成長株が底打ちし、反転したところを買っていくという戦略をメインに考えています。
18日は、終値ではだいぶ戻しましたが、マザーズ指数が一時685.82まで下がりました。11月17日の高値1189.00からみると、わずか3ヶ月で42%も値下がりしたことになります。指数がこれだけ値下がりするということは、個別株の中には株価が3分の1、4分の1、それ以上の下落になったものもあるということです。
実際、私のところにも「今年のはじめ買った株がすでに40%も値下がりして、塩漬けになり困っている。どうすればよいか?」といった相談が来ていますが、残念ながらどうすることもできません。というか、どうしたらよいか私も分かりません。私ならそうならないようとっくの昔に保有株を売ってしまいますので。
本ブログや、メルマガ、コラム、書籍など私の発信している情報に以前から触れている方であれば、これほどまでにひどい成長株の下落であっても、25日移動平均線割れで売却し、その後は再度25日移動平均線を上回らない限り買わないという極めてシンプルな手法があること、そしてその手法を行ってさえいえば、ほとんどダメージなくこのひどい下落を乗り切れていることを実感していただいたと思います。
個人投資家が株式投資で失敗する理由は、株価が下がっても持ち続けた結果、さらに株価が下落し手も足も出なくなること、これに尽きます。ですから、そうならないように株価下落の初期段階で売ることをルール化し、それを守ることが非常に大事なのです。
残念ながら今回の成長株の大きな下落をもろに喰らってしまった方は、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、25日移動平均線割れで売却するというルールを実践してみてください。特に下げ相場がひどくなればなるほど、とてつもない威力を発揮することが分かると思います。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。