2月4日の日本株
週末2月4日の日本株は、前場は下げる局面もあったものの、後場に入るとプラス圏で右肩上がりの上昇となりました。
日経平均株価の終値は前日比198円68銭高の27439円99銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は小幅安でした。
値上がり銘柄2518に対し値下がり銘柄1338と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は24、昨年来安値更新銘柄は28でした。
ADA指数は37.3%となり、前日の44.3%から低下しました。下降トレンド銘柄にやや多めに新規空売りを実行したことなどによります。ただ、早速反発しているものが多く、この空売りは近日中に買い戻すかもしれません。
強い銘柄に素直に乗るか、成長株の反発狙いか
個別銘柄をみると、オリエンタルランド(4661)や新生銀行(8303)など高値更新となる銘柄もわずかながら見られるようになりました。ただ、全体的にはまだ下降トレンド銘柄の方が圧倒的に多く、それでもさらなる下げにはならずに下げ止まりつつあるといったところです。
現状は、銀行株、商社株、資源・エネルギー関連株といった、いわゆるインフレに強い銘柄群が教科書通りの強い動きとなっていて、上昇トレンドとなっている銘柄の中心にあります。
一方、成長株の大部分は、25日移動平均線より下に株価が位置しているものの、下げ止まって5日移動平均線を超えてきたものが目立ってきています。
こうした状況で、上昇トレンドの強い銘柄に素直に乗るのか、成長株の反発を狙うのか、という点が悩ましいところです。確かに成長株が底打ちしたのであれば、今安いところで買っておくのが有利ですし、25日移動平均線超えを待っていたら安く買えなくなってしまいます。かといって、まだ5日移動平均線を超えたばかりというのは心許ないのも事実です。
そこで、私は上昇トレンドかつインフレに強い銘柄群を中心に保有しつつ、成長株の反発についても、あまり大きな金額にならないようにチャレンジしようと思っています。
足元では債券の利回り上昇に伴って成長株は下がっていますが、過去の経験則からみて利回りが上昇を続けている間ずっと下がっているわけでもないからです。もし足元の水準で下げ止まるならば、安いところで買えた方が当然有利です。
もちろん、成長株を今買うのであれば、ほとんどの銘柄が25日移動平均線を超えていない状態での買いになりますから、買うタイミングや損切りについてはシビアに行い、余計な損失をあまり出さないようにしたいと思いますし、あくまでも本命はインフレ時に株価が上昇する銘柄群、つまり現時点で上昇トレンドにある銘柄や、いち早く25日移動平均線を超えてくる銘柄をターゲットにしていきたいと思います。
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