急落で「壊れた」感触ー2022年1月19日の日本株

1月19日の日本株

1月19日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、その後も下げ止まらず日経平均株価は一時1000円近くの下げ幅となりました。終値も前日比790円02銭安の27467円23銭と、急落しました。
TOPIX、マザーズ指数も大幅安となりました。

値上がり銘柄279に対し値下がり銘柄3785と見事なほどの全面安、昨年来高値更新銘柄はわずか3に対し、昨年来安値更新銘柄は328にまで達しています。

ADA指数は0.0%となり、前日の40.7%から大きく低下しました。保有株が軒並み移動平均線割れとなったことなどにより売却したことによります。実質は、買いポジションと空売りポジションが1:1のロング・ショートとなっています。(ADA指数計算上空売りはマイナスとして計算しているため)

守り最優先で強いものから買い直し

個別銘柄をみると、ここまで強かった割安株・景気敏感株の多くが一斉に大きく売られ、移動平均線割れとなるものが非常に目立ちました。まだ商社、重工、銀行株の一角など上昇トレンドのものもありますが、昨年来安値更新銘柄が300超えに達していることからもわかるように、日本株全体としては紛れもない下げ相場です。

であるならば、無理に勝負に行くべき時期ではなく、基本は上昇トレンド銘柄は保有してよいものの、キャッシュを多めにして次の上昇に備えるべきです。

一方、過去の動きからするとそろそろ陰の極となり、反発する可能性も結構あると思います。

そこで、下がっている間は手を出さず、上昇に転じたら、いち早く移動平均線を超えてくる銘柄(=強い銘柄)から順々に買っていくのが有用です。

リバウンド狙いは上手く行けば非常に安い株価買うことができますが、失敗すると短期間で大損しますので、慣れている人でないとお勧めしません。

ここまで相場が崩れてしまったのですから、慌てずに次の上昇局面にしっかりと乗ることを考えましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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