12月23日の日本株
12月23日の日本株は、寄り付きから高く始まり、引けにかけ上げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比236円16銭高の28798円37銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は小幅安でした。
値上がり銘柄2453に対し値下がり銘柄1403と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は19、年初来安値更新銘柄は46でした。
ADA指数は30.7％となり、前日の16.3％から上昇しました。25日移動平均線超えの銘柄への新規買いや買い直し、空売り銘柄の買い戻しなどを行ったことによります。
下落後の立ち上がりが安く買うチャンス
個別銘柄をみると、日本電子材料（6855）など高値更新となるものもありましたが、まだまだ下降トレンドの銘柄の方が圧倒的に多いです。
それでも、25日移動平均線超えを果たす銘柄が少しずつですが増えており、徐々に底打ち機運が高まっているように感じます。
私は逆張りではなく順張りをしますので、下降トレンドが続き株価が下がっている途中で買うことはしませんが、下げ止まった後の立ち上がり、つまり下落から上昇に転じて25日移動平均線を超えた直後が、順張りかつ最も安く買うことができるチャンスです。
そして先日まで日本株は非常に弱い動きでほとんどの銘柄が下降トレンドになっていますから、逆に言えばここから株価が上昇して25日移動平均線を超えてくるタイミングに乗ることができるということです。
日経平均株価は23日の上昇で再び25日移動平均線を超えましたが、12月16日の高値29070円08銭を明確に超えてくるようなことがあれば、多少の強気で挑むことができるような状況になりそうですので、今から期待しています。
なお、保有株の益出しや損出しをする方は、特に特定口座の場合、年内最終売買日（受渡ベース）は12月28日ですのでそれまでに行うようにしましょう。12月29日以降は翌年の取引となってしまいますので注意してください。
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