12月6日の日本株
週明け12月6日の日本株は、朝方大きく下げた後はじりじりと戻す展開となり、日経平均株価の終値は先週末比102円20銭安の27927円37銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は4%近い急落となりました。
値上がり銘柄1543に対し値下がり銘柄2326と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は5、年初来安値更新銘柄は48でした。
ADA指数はマイナス7.5%となり、先週末のマイナス2.1%からマイナス幅が拡大しました。先週末、底打ちを期待してややフライング気味に買い戻した株が結局値下がりしたため、再度売りなおしたことなどによります。
マザーズ指数急落で年初来安値に迫る
個別銘柄をみると、9割方下降トレンドで、特に中小型成長株に大きく値を下げるものが目立ちました。年初来安値に迫ったマザーズ指数の急落をみても、それが表れています。
ほとんどの銘柄が下降トレンドの真っ只中なので、買いで勝負に行く局面ではありません。さらに、下降トレンドに入っていても我慢して売らずにいると、さらに大きな下げが来て、もはやどうすることもできなくなってしまいます。ソフトバンクグループ(9984)の株価の動きをみると、25日移動平均線割れ直後で売却していれば大ケガは避けられるが、我慢して持ち続けるとどこまで損失が膨らむか見当がつかない、という感じを受けます。
先週末の株価の動きでは底打ちを大いに期待しましたが、本日の動きを見る限りは、先週の安値を割り込むものが相次いでいるため、まだ底打ちは時期尚早だったかも知れません。
それでも、底打ちとなれば、強い株から順々に株価が上昇しますから、ここから上昇トレンドに転じた株については買いを検討しつつ、ポジションを膨らませないようにして、さらなる大きな下落が来たときも生き残れるようにしておきたいものです。
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