12月3日の日本株
週末12月3日の日本株は、前場は値を下げる場面があったものの後場はじり高の展開となり、日経平均株価の終値は前日比276円20銭高の28029円57銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3367に対し値下がり銘柄581とほぼ全面高の展開、年初来高値更新銘柄は9、年初来安値更新銘柄は87でした。
ADA指数はマイナス2.1%となり、前日のマイナス17.2%からマイナス幅が大きく縮小しました。空売りの買い戻しや新規買いを行ったことなどによります。底打ちの可能性が高いとみて、25日移動平均線を明確に超えていないものについても、フライング気味に買い直しを行ったりしました。
週明けの動きに要注目
個別銘柄をみると、まだまだほとんどの銘柄が下降トレンドであるものの、そんな中で強い銘柄はいち早く反転上昇し、25日移動平均線を超えるものもわずかながら出てきました。また、海運株が反発しており、私も多少ながら乗ってみたりしています。
日経平均株価が下ヒゲを付けた陽線で引けていますし、個別銘柄も同様に切り返して値上がりで終えているものが大多数です。騰落レシオも12月2日の69.2%から12月3日は76.5%まで反発していますので、目先的には底打ち、反発する可能性が高い状態とみています。
ただ、週末の日経平均先物が、金曜日の終値より200円以上安い水準まで下がっており、週明けは安く始まりそうです。ここでダメ押しの下げをしたあと、底割れしないことを確認して反発へ向かうのか、それとも力弱く底割れしてしまうのか、こればかりは分かりません。
私自身、基本は25日移動平均線を超えない限りは保有しませんし、空売り銘柄も結構残っていますので、底割れしても大きなダメージを受けることはないようなポジションにはなっています。ただ、底打ちを期待してリスクを取り、フライング気味に買い直した銘柄もそこそこありますので、これについては直近安値を下回ったら撤退とします。
通常であれば下げ止まる状況ではありますが、通常ではないことがしばしば起こるのがマーケットの世界。将来を決めつけず、株価の動きに従って粛々とルール通り行動していきましょう。下手に将来を予想した結果、予想が外れて大損をしたくなければ。
私はいつも通り、ここから株価が反発すれば空売りを外して買いを追加しますし、さらに下がれば保有株を売却します。
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