12月1日の日本株
12月1日の日本株は、朝方値を下げる局面もありましたがその後はプラス圏で推移し、日経平均株価の終値は前日比113円86銭高の27935円62銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2248に対して値下がり銘柄1689と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は3、年初来安値更新銘柄は517でした。
ADA指数はマイナス5.9%となり、およそ2ヶ月ぶりにマイナスになりました。保有株に値下がりするものがかなり多くあり、移動平均線を割り込んだため売却したことが主な理由です。
安値で買っているものを時価でヘッジ売りしているものが結構あり、これらは本来計算上プラスマイナスゼロとなるはずが、売りの方が単価が高いのでマイナスになってしまいます。したがって、実際はまだ買い持ちの方が多いロング・ショートです。
本日で下げ止まってもおかしくないが
個別銘柄をみると、下ヒゲを付けた陽線で上昇している銘柄が多く、日経平均株価も同様な動きとなっていて、本日で下げ止まってもおかしくありません。騰落レシオもかなり低い水準ですので、ここから反発すれば意外と上昇するかもしれません。
しかし、将来どう動くかは予想できないのが株式投資。であるならば、やはり普段通り、ルールに従って行動すべきです。現状は確かに下ヒゲを付けた陽線で引けている銘柄が多く、これらは底打ちの可能性も高い一方、まだ25日移動平均線を割り込んでいて、下降トレンドが継続中です。
もし明日こうした銘柄を新規買いしたとして、そのまま首尾よく上昇すれば成功ですが、再び下げに転じてしまえば失敗です。これでは出たとこ勝負のギャンブルとあまり変わりません。
もし反発力が弱ければ25日移動平均線すら超えることができませんし、反発力が強い時にはじめて25日移動平均線を超えることができます。であるならば、反発力が強く、株価のトレンドが上昇トレンドに転換した可能性が高いことを確認できてから買った方が、現時点より高く買うことになりますがそこからのさらなる上昇が期待できます。
無論、下降トレンドである現時点で底値近辺で買い、そこから上昇すればかなり安い株価で買うことができますので、作戦の1つとしては有りですが、上手く行かなかったとき、いつ損切りするかのルール設定とその実行だけは確実に行うようにしてください。それができないと塩漬け株を作る羽目になってしまいます。
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