2021年11月18日の日本株
11月18日の日本株は、寄り付きから下げて始まり、じり安の展開となりました。後場は戻したものの、日経平均株価の終値は前日比89円67銭安の29598円66銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1412に対し値下がり銘柄2402と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は43、年初来安値更新銘柄は216でした。
ADA指数は32.2%となり、前日の37.3%から低下しました。下降トレンド転換銘柄の売却のほか、新規空売りも実行しました。強い銘柄を保有し、弱い銘柄を空売りするロング・ショートのポジションになっています。
年初来安値更新銘柄が日々増加している
個別銘柄をみると、パーソルホールディングス(2181)、エスプール(2471)、バリューHR(6078)など、高値更新となるものも散見されるものの、それより圧倒的に年初来安値更新銘柄が多いという状況です。
全体的に見ても、下降トレンド銘柄の方が多く、日経平均株価などの指数を見ただけでは分からない弱さです。
ただ、強いものは引き続き強い印象で、私が保有している銘柄も、結構値を保っているものが多く、それほど下げてはいません。ただ、下降トレンドに転落する銘柄や年初来安値を更新する銘柄が日々増加している状況ですので、それらは空売りをしてロング・ショートにすることで、ここから株価が上に行っても下に行っても対応できるようにしています。
もし現時点で空売りを入れなかったとしたら、ここから本格的な下落となったときに、すでに個別銘柄の株価はかなり下がっているはずなので、空売りのポジションを構築することができなくなります。その逆もしかりで、本格的な上昇となってから新規買いしたのでは完全に出遅れてしまいます。
そこで、今のような二極化相場では買いのポジションと空売りのポジションの両方を持ち、株価がどちらの方向に動いてもポジションを構築することができるようにしているのです。
二極化相場は引き続き継続しそうですから、弱い銘柄を安易に買ったり、我慢して持ち続けて含み損を拡大させないようにしましょう。
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