日経平均株価大幅安ー2021年10月1日の日本株と今週の投資戦略

10月1日の日本株

週末10月1日の日本株は、日経平均株価が午前中大きく値を下げ、午後に入っても回復することなくさらに下値を切り下げました。終値は前日比681円59銭安の28771円07銭となり、25日移動平均線を明確に割り込みました。
TOPIXも大幅下落となりましたが、マザーズ指数は小幅高でした。

値上がり銘柄621に対し値下がり銘柄3328とほぼ全面安、年初来高値更新銘柄は20、年初来安値更新銘柄は69でした。

ADA指数はマイナス10.2%となり、前日のプラス8.7%からさらに低下して久しぶりのマイナスとなりました。算定方法の特徴(取得価格ベースで計算しているので、現物で持っている安い株を今の株価での空売りでヘッジすると、マイナスが大きくなる)から、まだ多少の買い持ちは残っていますが、持ち株の大部分は売却したかヘッジ空売りを入れており、さらに新規空売りも多少行いました。

反発すれば買いは入れる予定だが・・・

個別銘柄をみると、オークネット(3964)など高値更新となる銘柄もありましたが、私が主力としている成長株は引き続き弱い動きでほぼ25日移動平均線割れ、海運株も朝方大きく上昇したもののすぐに息切れするなど、大口の投資家(おそらく外国人投資家)がかなり日本株を売っているような感じを受けます。日本株から資金を引き上げている、という感触でしょうか。

日経平均株価も25日移動平均線を大きく割り込んでしまっていますから、ここから反発しても、上昇ではなく単なる戻りで終わってしまう可能性もあります。個別銘柄が25日移動平均線超えとなれば買い直す予定ですし、25日移動平均線を割り込んでいない銘柄の押し目買いも、良い価格で買えるならば実行するつもりですが、あまり目一杯の買いをするのは怖いなあ、と感じます。

あくまでも株価の動きに逆らうことはせず自然体で動きますが、9月最終週に感じたいやな感じ、そして実際に含み益が大きく減少したことなどを鑑み、反発しても大勝負はしないでおこうと今のところは思っています。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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