9月7日の日本株
9月7日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、日経平均株価は一時30000円の大台を回復しました。その後は上値の重い展開となり、終値は前日比256円25銭高の29916円14銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇ました。
値上がり銘柄2329に対し値下がり銘柄1477と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は228、年初来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は72.3%となり、前日の68.8%から上昇しました。保有株の一部売却も行いましたが、空売りの買い戻しの方がインパクトが大きかったため、ADA指数の上昇につながりました。
高値掴みのリスクは日々増している
個別銘柄をみると、ベネフィット・ワン(2412)、SHIFT(3697)、メック(4971)、リクルートホールディングス(6098)、図研(6947)、カチタス(8919)など高値更新となる銘柄が目立ちました。
また、4ヶ月間にわたりずっと下降トレンドを継続していたソフトバンクグループ(9984)は、本日の大幅高で久しぶりに25日移動平均線を突破し、上昇トレンドへ転じました。
ただ、多くの銘柄は寄り付き近辺が最も高く、そこからは値を下げて陰線引けになっており、やはり今日の朝の寄り付きで成行で買うのは高値掴みの原因になりかねないと強く感じました。
各種テクニカル指標から見ても、いつ一旦の高値をつけて調整に入ってもおかしくない状況です。私も、すでに保有している株については安易に売却せず利益を伸ばすつもりですが、ここからの新規買いはかなり慎重に実行する必要があると思います。
朝から大きく上昇しそうなときに、寄り付きで成行買いするのが最もリスクが高いです。それよりも、株価が下落して25日移動平均線に近付いたところで押し目買いする方がより安全かつ効果的です。
高値掴みさえしなければ、引き続き上昇トレンドが継続する日本株の株価上昇の恩恵を受けることが期待できます。一休みした後、さらなる上昇につながるか、要注目です。
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