8月31日の日本株
8月31日の日本株は、朝方安く始まったものの、後場に入り一転して上値追いの展開となり、日経平均株価の終値は前日比300円25銭高の28089円54銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2147に対し値下がり銘柄1646とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は111、年初来安値更新銘柄は12でした。
ADA指数は71.7％となり、前日の66.2％から上昇しました。上昇トレンドの銘柄がかなり増加しているため、これ以上の新規買いは難しく、保有する銘柄の取捨選択が必要になっているという状況です。
上場来高値更新銘柄も相次ぐ
個別銘柄をみると、バリューコマース（2491）、ベイカレント・コンサルティング（6532）、レーザーテック（6920）、マネーフォワード（3994）、フジミインコーポレーテッド（5384）、リクルートホールディングス（6098）、スノーピーク（7816）など、上場来高値を更新する銘柄が相次ぎました。また、海運株も引き続き上昇しており、強い銘柄が上値追いを続けるという非常によい流れとなっています。
また、マザーズ銘柄を中心に、日を追うごとに25日移動平均線を超えて上昇トレンドに転じる銘柄が増加しており、私自身、ウォッチ銘柄の中で上昇トレンド銘柄がかなり多くなっているため、全てを買うことができず、何か新たなものを買おうとした場合、代わりに保有株を売らなければならない、という状況です。
本日は値下がり銘柄数も比較的多かったのですが、値下がり率ランキングの第1位がマイナス6％と、かなり小さい数値でした。これから見えてくるのは、先々週までに比べるとかなり売り圧力が小さくなっているという可能性です。
まだ騰落レシオも100％を切っており、マーケットの過熱感もそれほどありません。菅総理が衆議院解散を9月中旬に行うというニュースに対してマーケットがどう反応するかは気になるところですが、久しぶりに感じるこの強い流れにはしっかりついていきたいものです。
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