7月8日の日本株
7月8日の日本株は、じり安の展開となり引けにかけ下げ幅を広げました。日経平均株価の終値は前日比248円92銭安の28118円03銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しています。
値上がり銘柄701に対し値下がり銘柄3158と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は36、年初来安値更新銘柄は165に達しています。
ADA指数は32.5%となり、前日の38.5%から低下しました。株価下落により下降トレンドに転じた保有株を売却するなどしたためです。
いつ天井をつけても良いように備える
個別銘柄をみると、図研(6947)、レノバ(9519)など高値更新となるものもありましたが、逆に年初来安値更新銘柄が165にまで増加しています。日経平均株価、TOPIXに加えマザーズ指数も25日移動平均線を割り込んでおり、日本株全体としては少なくとも短期的には下降トレンドになっています。
もちろん、この下降トレンドが短期間で終了すれば問題ないのですが、やはり日本株はバブルであり、これがいつ崩壊して株価が大きく下落してもおかしくありません。
ただし、いつ株価が大きく下落するかは分からず、今年かもしれませんし数年後かもしれません。
したがって、いつ株価が天井をつけて下落に転じても良いように備えるべきなのです。そしてそのために私がしていることが、保有株が25日移動平均線を割り込んだら売却するということなのです。
これを遵守していればどんなに大きな下落が来ても、下落の初期段階で逃げることができるからです。そして売却後大して下落せず再び上昇に転じたら買い直せばよいのです。
短期的な下落に収まれば、上昇トレンドの強い銘柄を逆張り的に買うことで安く買うことができますから、上昇トレンドにある限りは押し目買いも悪くありませんし、私もやったりします。でも、移動平均線を割り込んで下降トレンドになったならそれらもしっかりと売却して守りを固め、とにかく大きな損失だけは出さないようにする・・・
この意識を、株価が実際に大きく下落する前に強く持つようにしてください。
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