6月29日の日本株
6月29日の日本株は、朝から大きく下げて始まり、その後も終日軟調な展開でした。日経平均株価の終値は前日比235円41銭安の28812円61銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は小幅安でした。
値上がり銘柄1138に対し値下がり銘柄2686と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は53、年初来安値更新銘柄は20でした。
ADA指数は56.0%となり、前日の64.4%から低下しました。下降トレンド転換の保有株売却に加え、新規空売りを実行したことなどによります。
景気敏感株・割安株系は再び厳しい展開か
個別銘柄をみると、SREホールディングス(2980)、ラクス(3923)、マネーフォワード(3994)などが高値更新となりました。一方、鉄鋼株など反発の機運をみせていた景気敏感株や割安株は頭打ちの展開となるものが目立ち、再び二極化相場が鮮明になりそうな感じもあります。
ここ数日、二極化相場で弱かった銘柄群が反発していたため、それらの空売りを買い戻していましたが、本日の動きをみると、頭打ちから再度下落に進みそうな感じを受けたので、一旦買い戻した空売りを再度実行しなおしました。
高値更新となっているのは成長株ということもあり、私自身も現時点では成長株を主軸に据えていて、景気敏感株・割安株は空売りの対象としています。
日経平均株価は横ばいで方向感の欠ける展開ですが、日経平均株価の動向にかかわらず、引き続き上昇トレンド銘柄を保有し、下降トレンドに転じた銘柄は即座に売却する、といういつも通りのルーティンワークを淡々と引き続き行っていきます。
今は大勢上げ相場ですから、下降トレンド銘柄もそれほど大きく下がりませんが、下げ相場に転じたら、株を持ち続けていることを後悔するほどの大きな下げになります。
今のうちから、下降トレンドの銘柄を含み損を抱えたまま我慢して持ち続けたり、株価が下がっている中を逆張りで買い向かうことはやめることを忠告しておきます。やがて訪れる凄惨な下げ相場を生き残りたいのであれば。
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