5月26日の日本株
5月26日の日本株は、朝方安く始まったもののすぐ上げに転じ、その後は上値の重い展開となりました。日経平均株価の終値は前日比88円21銭高の28642円19銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は1%超の上昇となっています。
値上がり銘柄1637に対し値下がり銘柄2122とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は56、年初来安値更新銘柄は124でした。
ADA指数は63.9%となり、前日の58.0%から上昇しました。上昇トレンドに転じた銘柄の買いを進めたことによります。
年初来安値更新銘柄がじわじわ広がる不気味さ
個別銘柄をみると、ケアネット(2150)、アズーム(3496)、リクルートホールディングス(6098)、ミダック(6564)など、年初来高値ではなく上場来高値を更新するものも少しずつ増えてきています。特に今日は、強い銘柄がより強い、という動きでした。
一方、年初来安値更新銘柄が124まで増加していて、じわじわと広がってきています。これは何だか不気味さを感じます。
ただ、私は年初来安値更新銘柄が124まで達しているという実感はありません。年初来安値更新銘柄は100%下降トレンドのため、私はそうした銘柄を持っていないためです。逆に強い銘柄の強さが際立ってきているという感じです。
このブログでも、散々「強い銘柄へついていくべし」「弱い銘柄に手を出すべからず」と申し上げてきましたが、そのことの重要性が日増しに強くなっていくことを私自身も実感しています。
全面高なら何でもよいから株さえ持っていればよい、全面安なら株は持たずキャッシュで嵐が過ぎ去るのを待てばよい・・・、だからそんなに難しくありません。やはり、今のような二極化相場は、コツさえつかんでしまえばどうってことないのですが、株価が下がったら買う、という逆張り派の個人投資家にとっては、真綿で首をじわじわ絞められるような感触なのではないでしょうか。
おそらく、決算発表後に機関投資家や外国人投資家がリバランス、つまり決算の数値をみて買うと決めた銘柄を買い、売ると決めた銘柄を売っている動きを続けているため、時間が経つほどに二極化が明確になってきているのではないかと感じます。
別に難しいことは全くなく、単に上昇トレンドの銘柄だけ保有する、これだけで二極化相場も十分乗り切ることができます。
無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」
~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~
株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!
株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。
イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。
↓ぜひコチラから登録してください。↓
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。