5月18日の日本株
5月18日の日本株は、寄り付き直後から上値追いの展開となり、後場は高値圏で推移しました。日経平均株価の終値は前日比582円01銭高の28406円84銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅高となりました。
値上がり銘柄3102に対し値下がり銘柄787と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は63、年初来安値更新銘柄は76でした。
ADA指数は36.0%となり、前日の17.4%から大きく上昇しました。25日移動平均線を超えた銘柄を積極的に買ってみました。まだ先行き不透明なので、空売りも利食いをせず多少残しています。
トライ&エラーの連続
個別銘柄をみると、まだまだ下降トレンド銘柄の方が多いものの、上昇トレンド銘柄も増えてきて、全体の4分の1程度にはなっていると思われます。
17日は、寄り付きが高く、その後急降下したため、寄り付きの買いはことごとく失敗したわけですが、逆に18日は、寄り付きがそれほど高くなく、そこから大きく上昇したので、寄り付き近辺での買いはほぼ上手く行き、1日で大きく含み益が生じたものも少なくありませんでした。
それなら、17日の寄り付きは買わないで、18日の寄り付きに買えばよかったのではないか、と思われるかもしれませんが、それは不可能な話です。株価の将来の動きを読むことは誰もできないからです。
では、実践的にはどうすればよいかといえば、「ここからさらに株価が上昇する可能性が高いタイミング」で買い、ダメならすぐに撤退する、という、トライ&エラーを連続して行うことです。
株式投資で100%上手く行く方法などありません。上昇トレンド転換直後に買って、順調に上昇してくれることも、すぐに失速して下降トレンドに転換してしまうこともあります。でも、正しいタイミングで買い、正しいタイミングで売ることをずっと続けていけば、大きな損失や塩漬け株の発生を防ぎながら、トータルではプラスに持っていくことができるのです。
私も、17日の株価の動きにはがっかりしましたが、それでもあきらめずに18日の寄り付きもルール通り上昇トレンド銘柄への買いを入れたことが、18日の成功につながりました。
昨日のアメリカ株が値下がりしているため、19日の寄り付きはかなり安く始まりそうですが、それでもルール通り淡々と行動していきます。株価がどう動こうと、それに振りまわされることなく、穏やかな精神で向かい、正しい行動を取り続けることが重要です。そのために必要なのが売買のルールなのです。
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