5月10日の日本株
週明け5月10日の日本株は、寄り付き直後に急上昇したもののその後は上げ幅を徐々に縮める展開となり、日経平均株価の終値は先週末比160円52銭高の29518円34銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2430に対し値下がり銘柄1418と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は115、年初来安値更新銘柄は24でした。
ADA指数は59.0%となり、先週末の48.5%から上昇しました。景気敏感株の上昇に伴い、新たに上昇トレンド入りした銘柄の新規買いなどを行ったことによるものです。
コモディティ関連株が軒並み高に
個別銘柄をみると、ベイカレント・コンサルティング(6532)やアサヒホールディングス(5857)などが高値更新となったほか、景気敏感株やコモディティ関連株の多くが上昇しました。
成長株やハイテク株も反発上昇したものが多かったですが、勢いはやはり景気敏感株・コモディティ関連株の方が上です。
本ブログでも、5月6日以降の景気敏感株の強さを連日書いていますが、実はそれ以外にも、コモディティ関連株が軒並み高になっていることに週末ようやく気づきました。
これは、私のウォッチ銘柄(約400銘柄)にコモディティ関連株があまり入っていなかったのが理由です。
確かに、鉄鋼株や海運株、商社株、重工株などはウォッチリストに入っていたため、25日移動平均線超え直後に買うことができていましたが、特に非鉄金属(5700番台)の銘柄が完全に抜け落ちていました。多くはすでに上昇3日目で、25日移動平均線からのかい離率も大きくなっていたため買えず、慌てて25日移動平均線からのかい離が小さいものを探して買いましたが、あまり資金を大きく入れることもできず、完全に乗り遅れた形です。
コモディティ関連株とは、コモディティ(商品)、言い換えればエネルギー・貴金属・農産物などの価格の変動に連動する銘柄です。鉄鋼株や商社株もそうなのですが、石油、天然ガス、ゴールド、シルバー、銅、ニッケル、穀物などにダイレクトに関連する銘柄の方がやはり感応度が高いので、上昇も大きくなったりします。
景気敏感株とコモディティ関連株とは、値動きは概ね同じような形になることが多いので、景気敏感株を大量に仕込めていればそれほど痛手にはならないと思いますが、今回は商品市況をあまり真剣に見なかったのが乗り遅れの原因と反省しています。
自動車株や自動車部品株なども反発機運が高まっていますし、2~3月ごろの景気敏感株相場にコモディティ関連株が加わり、さらなる上昇を期待したいところです。
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