4月23日の日本株
週末4月23日の日本株は、大きく値下がりして始まったあとは多少持ち直しの動きとなり、日経平均株価の終値は前日比167円54銭安の29020円63銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1413、値下がり銘柄2384と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は28、年初来安値更新銘柄は41でした。
ADA指数は38.1%となり、前日の42.9%から低下しました。下降トレンドになった保有株を売却したことなどによります。概ねピーク時の半分程度の投資資金に抑え、無理のないようなポジションにしています。
強い銘柄がさらに減少
日本株は日経平均株価が20日、21日の急落後22日に急反発し、23日に反動安になった、という動きですが、個別銘柄をみると、必ずしもそのような動きになっていないものが目立ちます。
確かに22日の急反発および23日の続伸で高値更新となった銘柄もありますがそれは少数派で、それよりも22日も大して戻れず、23日にさらに値下がりをしてしまっている弱いものの方が圧倒的に多いです。
中には、それまで上昇トレンドを維持していたものが、25日移動平均線を割れた後に崩れてしまい、下げ止まらない・・・というものも多く、現在の日本株のセンチメントはかなり悪いといえます。
さらには、3月決算企業の本決算がいよいよ本格化し、決算発表の内容次第で株価が大きく変動することが見込まれます。ただでさえ地合いが悪いのに、決算発表でさらに株価が乱高下するわけですから、こんなときに利益を上げようとは思わない方が身のためです。
無論、上昇トレンドが続く強い銘柄は保有を継続してよいと思いますが、現時点で保有していない銘柄で、決算発表が済んでいないものについては決算発表が終ってから動いたほうが無難です。もちろんリスクを取って決算発表後の急騰に賭けるという戦略もありますが、これまで決算発表が終わった銘柄をみると、業績が良くても下がるケースが多いので、私はあまりお勧めできません。
ゴールデンウィークの5連休も間近に控えていますし、無理をせず大きな損失を避けることを第一に考えておくのがよいのではないかと思います。
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