2月2日の日本株
2月2日の日本株は、10時頃から明確な上昇となり、日経平均株価の終値は前日比271円12銭の28362円17銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2982に対し値下がり銘柄853と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は50、昨年来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は46.1%となり、前日の30.4%から大きく上昇しました。一旦売却した銘柄の多くが再度25日移動平均線超えとなったため、買い直しをしたことなどによります。
だいぶ強さが戻ってきたか
個別銘柄をみると、キャリアリンク(6070)、エスプール(2471)、SREホールディングス(2980)、アサヒホールディングス(5857)など高値更新となる銘柄も散見されました。
また、一時売り込まれた銘柄の多くが再び25日移動平均線超えとなっていて、銘柄にもよりますがだいぶ強さが戻ってきた感があります。
引き続き、淡々と上昇トレンド銘柄を保有して利益を伸ばし、下降トレンドに転じたら速やかに売却して損失の拡大を抑える、という作業を淡々と続けるのみです。
ところで、決算発表により急騰した銘柄を、ついこの前まで持っていたのに、決算発表直前に売ってしまっていた・・・という悲しい現実を目の当たりにすることが多いのも決算発表シーズンです。
私自身も頻繁に食らいますから、私は慣れてしまいましたが、株式投資の経験が浅い方だと悔しくて仕方ない・・・ということもあるようです。
この点については、今週金曜日朝発信のメルマガで詳しく書こうと思いますが、ポイントは「ルール通りに動いた結果たまたま起きたのかどうか」と「今後改善の余地があるのかどうか」です。
決算発表の結果、株価がどう動くかはなかなか読めませんから、何らかのルールを決めて動くべきで、当然それが裏目に出ることもあります。
私は、大きく負けないことを最優先としていますので、その結果、大きな利益を取り損ねることがある程度生じても仕方ないと割り切っています。
決算発表の動きに一喜一憂していたら、こんなことが3ヶ月に1度来ますから身が持ちません。どんなときでも、できる限り冷静に、淡々と行動できるようにしておきたいものです。そのためにはやはり客観的な売買ルール作りとその実行に尽きると思います。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。