循環物色の流れ続くかー2021年1月25日の日本株

今日の日本株

週明け1月25日の日本株は、朝方小幅に下げる場面もあったもののその後は上昇に転じて高値引けとなりました。日経平均株価の終値は先週末比190円84銭高の28822円29銭でした。

TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2537に対し値下がり銘柄1306と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は61、昨年来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は73.9%となり、先週末の73.0%からわずかに上昇しました。これ以上ポジションを含ませたくないので、新たに買ったものがあれば、その分保有株のどれかを売るようにしています。

全面高より循環物色?

個別銘柄をみると、エラン(6099)、サイバーエージェント(4751)、アサヒホールディングス(5857)など高値更新となるものが散見されます。

また、引き続き中小型成長株のリバウンドは続いています。

一方、11月以降強かった景気敏感株や出遅れ銘柄などには上げ一服の動きが目立ちます。

このように、全面高の展開にはなかなかならないので、損失が膨らむということはない一方、利益もそれほど伸びないという状況です。

ただ、別の視点でとらえると、全面高にならずに循環物色が続けば、株価上昇が長続きするとも言えます。全面高になると、買いのエネルギーが一気に放出され、天井をつける可能性が高まるからです。

さすがに器用な人ではないと、循環物色の対象が変化したときに投資銘柄を一気にシフトさせることはできません。私もそれはできないため、成長株、景気敏感株、日経平均株価採用銘柄など幅広く投資することになり、どうしてもポジションが膨らんでしまいます。

それでも、しばらくの間循環物色が続き、じわじわと利益を増やしてから全面高で一気に利益を積み上げる、という形になるなら、それはそれで悪くないなと思います。

もちろん、保有株が下降トレンドになったら速やかに売却することが必要なのは言うまでもありません。利益を伸ばすのも重要ですが、最も重要なのは大きな損失を避けることですから。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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