1月8日の日本株
3連休を控えた1月8日の日本株は、朝から大幅高で始まり、その後も上値追いとなりました。日経平均株価の終値は前日比648円90銭高の28139円03銭と28000円超えとなっています。
TOPIX、マザーズ指数も大幅高となりましたが上昇率は日経平均株価に劣っています
値上がり銘柄2856に対し値下がり銘柄1023と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は127、昨年来安値更新銘柄は2でした。
ADA指数は78.5%となり、前日の71.2%からさらに上昇しました。上昇トレンド銘柄への買いを入れましたが、これ以上ポジションを膨らませることができないほどの強気となっています。
下降トレンドの弱い銘柄には一部空売りを入れています。
上昇トレンドの銘柄だけを持つ
個別銘柄をみると、エムスリー(2413)、日本オラクル(4716)、GMOインターネット(9449)、JTOWER(4485)、アサヒホールディングス(5857)、シスメックス(6869)、ソニー(6758)、レーザーテック(6920)など、高値更新となる銘柄がかなり増加しました。
ただ、日経平均株価がこれほどまでに大きく上昇したにもかかわらず、値下がり銘柄が1000を超えているということは、強い銘柄は強く、弱い銘柄は弱いという二極化相場が進展していることを表しています。
最近の上昇で、上昇トレンドに転じた銘柄もだいぶ増えてはきましたが、それでもまだまだ下降トレンドのままの銘柄や、下降トレンドに転落した銘柄も多いです。下降トレンドの銘柄にしがみついていると、日経平均株価がいくら上昇しても、持ち株は全く上がらない、ということになりかねませんから十分注意してください。
マザーズ銘柄など中小型成長株は弱いですが、東証1部の成長株は強いものが結構目立ちます。私の現在のポジションは、成長株を中心に、日経平均株価の影響度が高い銘柄や、景気敏感株(海運、鉄鋼、機械、銀行など)にも資金を割り振っていますが、今後の株価の動き次第では、景気敏感株への割合を高めることも検討しています。
さて、1月11日は、ビットコインが本原稿を書いている時点で80万円もの急落となるなど、暗号資産が軒並み売られています。今のところ、株式市場への影響は限定的なようですが、いつ同じような動きが株式市場に起きても不思議ではありません。
しかし、それがいつ起こるかは分からないですし、当面起こらないかも知れません。
今から急落を決めつけるのではなく、実際に株価が急落して持ち株が下降トレンドになったのを確かめてから売るようにしましょう。
予想を立てて行動するのではなく、事が起こってからルールに従い行動することが重要です。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。