成長株と出遅れ銘柄の両睨みでー2020年12月4日の日本株と今週の投資戦略

<12月4日の日本株>
週末12月4日の日本株は、終日弱含みの展開となり、日経平均株価の終値は前日比58円13銭安の26751円24銭でした。
TOPIXは小幅上昇、マザーズ指数は引けではだいぶ戻したものの、一時大きく売られる局面がありました。

値上がり銘柄1787に対し値下がり銘柄2004とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は80、年初来安値更新銘柄は6でした。

ADA指数は58.3%となり、前日の66.6%から低下しました。成長株に株価が大きく値下がりするものがあったため、それらを売却したことなどによります。

 

<上昇トレンドなら成長株も出遅れ銘柄も買っておく>
個別銘柄をみると、ブイキューブ(3681)、セレス(3696)、シスメックス(6869)など高値更新となるものもありますが、成長株は総じて弱い展開で、特にマザーズ上場の中小型成長株は完全に下降トレンドになっているものが目立ちます。

一方で出遅れ銘柄・コロナ悪影響銘柄は引き続き強く、明確な上昇トレンドとなっているものが増えています。特に、海運株は目をみはるような上昇になっています。

現時点では、成長株も、出遅れ銘柄も、上昇トレンドのものと下降トレンドのものが混ざっている状況で、なかなか銘柄を絞り込むのが難しい状況です。

したがって、上昇トレンドに転じたものや、まだ移動平均線からのかい離率が小さいものについてはとりあえず買っておき、株価が伸びたらそのまま保有して利益を伸ばし、移動平均線を割り込むものについては売却、という感じで試行錯誤方式で対処するのがよいのではないか、と思います。

もちろん、出遅れ銘柄に決め打ちするという考え方もあるわけですが、その結果、出遅れ銘柄が伸び悩み成長株が大きく上昇、となっても困りますので、私は成長株と出遅れ銘柄の両睨みで、上昇トレンドであれば成長株であろうと出遅れ銘柄であろうと買っていこうと思っています。ただ、現時点ではまだ成長株のウェイトの方がかなり高いです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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