日経平均株価年初来高値更新ー2020年11月16日の日本株

<今日の日本株>
週明け11月16日の日本株は、朝方から大きく上昇して始まった後もじり高の展開となり、日経平均株価の終値は先週末比521円06銭高の25906円93銭と年初来高値を更新しました。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2626に対し値下がり銘柄1250と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は94、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は42.7%となり、先週末の46.7%から低下しました。決算発表により株価が急落して25日移動平均線を割り込んだものを売却したなどの理由によるものです。

 

<再びコロナ悪影響銘柄が息を吹き返す展開>
個別銘柄を見ると、ケアネット(2150)、グリムス(3150)、サイバーリンクス(3683)、グレイステクノロジー(6541)、ミダック(6564)など、高値更新する銘柄もいくつかありましたが、マザーズ指数の下落をみても分かる通り、中小型成長株は軟調なものが多かったです。

一方、反発終了と思っていたコロナ悪影響銘柄は一斉に反発しています。

ただ、本日の日経平均株価500円以上の大幅高をもってしても、個別銘柄の3分の1は値下がりしている点は留意しておくべきです。
つまり、日経平均株価がどんなに大きく上昇しようが、下がる銘柄は下がるということです。

したがって、上昇トレンドにある銘柄のみに投資するようにし、下降トレンドにある銘柄は投資を控えるようにしないと、日経平均株価が上昇しても持ち株は逆に下がる、ということにもなりかねません。

また、中小型成長株については、日経平均株価と逆相関の動きをしますので、本日の値下がりは仕方ありません。今後、日経平均株価が軟調な動きのときにマザーズ指数が上昇し、中小型成長株に買いが入るかどうかに注目したいと思います。

 

================

【無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」】

~上位10%の投資家だけが知っている

教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

http://makenaikabushiki.com/lp_mail/

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事