<11月6日の日本株>
週末11月6日の日本株は、朝方小安く始まったもののその後はじり高の展開となり、日経平均株価の終値は前日比219円95銭高の24325円23銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2233に対し値下がり銘柄1523と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は65、年初来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は63.7%となり、前日の56.5%から上昇しました。新規買いのほか、空売りしている銘柄の一部が明確に反発したため買い戻しを行ったことが理由です。
<日経平均株価がここから上昇できるかが大きなポイント>
個別銘柄をみると、GMOペイメントゲートウェイ(3769)、M&Aキャピタルパートナーズ(6080)、ウエストホールディングス(1407)、オープンハウス(3288)など強い銘柄は高値更新となっています。
また、ニュース等の報道も大々的にされているように、日経平均株価は29年ぶりの高値となっています。
実は現状の24000円を少し超えた水準というのは、今まで3回跳ね返されてきました。2018年1月、2018年10月、そして2020年1月です。
したがって、現在の日経平均株価がここで頭打ちになってしまえば、今回も同じ水準で跳ね返されてしまった、ということになります。
もしそうならずに、日経平均株価が25000円を突破するようであれば、3回跳ね返された壁を超えたことになりますから、新たな上昇ステージに突入したと考えることができます。この上の株価水準にはそれほど大きな節目はありませんので、30000円くらいまではすんなりいくかもしれません。
今回も24000円少し超えた壁に跳ね返されるのか、それとも今回は壁を突破して新たな上昇ステージに向かうのか・・・今週はこのどちらになるかを見極める、非常に重要な1週間となります。
もちろん、今は二極化相場ですから、仮に日経平均株価が上昇へ向かい、30000円になってとしても、上がらない株は全く上がらない(むしろ下がる)と思います。日経平均株価が下がっているより上がっている方が当然利益を得やすいですが、業績の良い株の上昇トレンドに乗るようにすることを心掛けましょう。間違っても下降トレンドが続く銘柄を持ち続けて塩漬け株を作らないようにしてください。
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