強いうちは逆らわないー2019年4月5日の日本株と今週の投資戦略

<4月5日の日本株>
週末4月5日の日本株は、上値こそ重いものの前日終値より高い水準をキープし、日経平均株価の終値は前日比82円55銭高の21807円50銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2275に対し値下がり銘柄1346と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は163、年初来安値更新銘柄は27でした。

ADA指数は13.0%となり、前日の14.4%から少し低下しました。保有株に25日動平均線を割り込むものがあったため、それらを売却したことなどによるものです。

<じり高の展開が続く>
個別銘柄をみると、数年来の高値を更新している銘柄は、マニー(7730)などわずかに存在するだけで、多くは昨年末までの大きな下落からの反発による上昇です。

ここ最近は、私が手掛けている成長株が弱く、逆に空売りをしていた弱い銘柄がいきなり急騰するなど、全く手が合わない状況です。
こんなときに、無理に勝負するとろくなことがないので、できるだけポジションを膨らませないようにしています。

現状からさらにバブル継続で株価大きく上昇、という展開もゼロではありませんが、やはりここから勝負する気にはなれません。買いで勝負しなかった結果利益を取り逃すリスクより、勝負した結果株価が急落して大きな損失を被るリスクを回避したいのが正直なところです。

現在はロング・ショートのポジションですから、空売り銘柄を買い戻すことにより自動的にネットでの買いポジションが増加していくことになります。当面はそれにより投資可能資金のうち20%~30%程度を買い持ちする形になれば十分だと思っています。

今は、成長株が上がらず、逆に下げ続けていた銘柄のリバウンドが目立っています。今さらその流れに追随するのもリスクがありますので、自分の手に合った相場環境が到来するまでは無理をせず、損失拡大の回避を第一に考えていきます。

私だけでなく、私の周りのベテラン投資家も「やがて株価は大きく下がる」と言っていますが、難しいのがいつ大きく下がるのか分からないこと、下がる前に上昇することもあることです。
結局は自然体で相場に向かい、上昇トレンドのときは逆らわずに多少の買いを持っておき、下降トレンドになったら空売りを強めるほかないな、と感じます。そして今空売りを強めるのは、相場の動きに逆らうことになるので私は行いません。あくまでもトレンドに追随するのが私の投資スタイルであり、それにより今まで生き残ってきましたから。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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